教えて掲示板の質問

「燃え尽き症候群からの脱却方法」に関する質問

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たけしさん

18歳の学生です。先日までとある大会に参加していました。
自分はその部活内でチームリーダーを務めており、
半年間の大会期間中は文字通り朝から晩まで活動しているか、
自分のタスクについて考え事をしていました。
昨年までは自分はその部活において、
タスクを進めることにほとんど辛さを感じたりはなく、
同級生や先輩/後輩とも特別仲が悪いなどはありませんでした。
自分はタスクが天才的にできるということではないのですが、
自分の専門外の知識を貯めていくことで
自分の担当以外のタスクも少しずつできるようになっていきました。

その甲斐あってか引退する先輩から次のチームリーダーに抜擢され、
今年の5月から本格的にリーダーとしての活動を始めました。
初めはどのように進めてよいかわからず、
手探りで全体の進行をしていった結果、
全体としては良いものが出来上がったものの、
スケジュールを詰めなくてはいけないような状況になってしまいました。
結果的に地区大会までに全力で作業することで
プロジェクトを完成させて大会で勝ち残り、全国大会に行くことになりました。
その時点でかなり心身ともに疲弊しており、少し鬱のような状況になっていたと思います。
しかしそのあとの全国大会までは1ヶ月しか時間がなく、
1からものを作るためにほぼ毎日始発で登校して終電で帰る日々が続き、
日によっては近くの施設で宿泊して家に帰らないということも多々ありました。
そのせいで身体的というよりは精神的な疲労が溜まっていき、
大会1週間前にはもう何の気力も残っていないまま作業をしていました。
けれど周りの仲間が頑張ってくれたおかげて、
全国大会では歴代トップの戦績を出すことができました。
その直後から定期テストが始まり、もう何の気力も残っていないまま受けた結果、
空元気を出す気力すら残らない始末に。
テスト後も取材や引き継ぎなどで忙しくて休めるものだと
思っていたのに全く睡眠時間がとれなかったり、
その間に返却されるテストの点が圧倒的に悪いせいでもっと精神が辛くなってきました。
前回までは上位をキープしていたのに、
今回のテストで堕落したという事実も自分の精神に負担をかける要因にもなっていました。

このようなことがあり、現在は何の気力もなく、
受験も来年の7月頃なのにまだ何も勉強できてないという状況です。
つい先日までは死にたいと本気で思っていたくらいに精神状態がボロボロでしたが、
久しぶりに休むことができたのでその気持ちは少しずつ薄れてきました。
その調子で以前のように元気な状態に戻ると思っていたのですが
、1週間ほど経っても無気力のまま、
何か作業や勉強をしようと思ってもすぐに集中が切れて別のことを考え始めてしまう次第です。

現状の症状を以下にまとめてみました。
・虚無感を感じている
・何かをしないといけないような焦りは常に感じている
・物事を始めようとすると初めから諦めて何も行動しない
・友達や部活仲間等とは正常に会話することはできる
・会話はできるが、特に楽しいとは感じない(可笑しいことを聞いたらちょっと楽しい)
・ゲームや映像作品鑑賞などの娯楽が楽しくない
・やるべきことを常に後回しにしてしまう(これは以前からかもしれないです)
・やるべきことを期限が過ぎてもやらないまま放置してしまう

親は相談を聞いてはくれるのですが、適当な性格をしており、
あまり真面目に答えようとはしてくれません。
一応学校の相談室に行っては見たのですが、
何というか当たり前のこと(よく寝たら元気になるよ/
趣味を見つけてみたらいいと思うよ/
あんまり自分を攻めすぎないほうがいいと思うよ)を羅列されて終わりました。
そんなことを言われてもピンと来ず、
そうなんですね~と言って流してしまいました。
自分としては何をすれば良くなるということだけを知りたいのではなく、
現在の自分のどのような性格や生活習慣が
悪さをしているということの詳細を知った上で対処方法を教えていただければ嬉しい限りです。
インターネットを使って自分で少しは調べてみたのですが、
そのような知識がないため有益な情報かどうか判断することができません。
そのためしっかりとした知識をお持ちの方のお力添えをいただきたく存じます。

自分としては来年の7月ごろに大学の編入試験があるため、
何としても以前の部活が忙しくなる前のように
気力が溢れていて何にでも集中できるような状態に戻りたいと思っています。
アドバイスの程、よろしくお願いします。

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2022年12月20日 18時33分

教えて掲示板の回答

〜ハーモニー〜

たけしさんへ

初めまして。~ハーモニー~の阿久津涼子です。宜しくお願いします。

一言で言って、ザ・真面目な努力家…といった方ですね。たけしさんは。
とても素晴らしい方。だからこそ先輩からの抜擢があったり・同級生や後輩との人間関係もこなし、ここぞという状況時には全体を惹き込む力を動員させるお力があるのだと思います。

そして……
だからこそ、”反動”といった現象も大きく揺れ動くものです。

たけしさんの普段は、きちんきちんと状況や物事を踏まえ計算し(良い意味で)・実行し・結果に到達させる。
問題が出たらきちんと対処しながら、少々でも大量でも、ご自分の出来うる限りは全力で心身の動向を、集中させてゆくといった、エネルギーを常にフル回転させている完璧主義な状態です。


それは、疲れて当然です!疲労困憊して当然です。

先ず、雑多な事はちょっと脇に置いて、たけしさんご自身がここまで頑張って勝利や達成されてきたことを、ご自身に対して労ってあげて下さい!
そういった瞬間や時間って、馬鹿にならないものです。

矢継ぎ早に事が流れていく中で、たけしさんが気力も残らないままでは、別の事でのパフォーマンスは当然良い結果は得られなくても至極当然だと思います。
人の心は”ねばならない”だけでは、どれほど屈強な人間でも耐えきれるものではありません。
どこかに必ずしわ寄せが起こります。
だから、テストやテストの結果が思わしくなかったことを”堕落”などと思い込まないでください。
しかも、たった一度のテスト結果です。

たぶん、たけしさんご自身もあまり”弱音”とか”愚痴”とか、いわゆるネガティブと感じられる心境を出さない方なのかなとお察しします。


少なくとも、ご自身に対し思い込んでいらっしゃる『堕落』とか『性格や生活習慣が悪さしている』などは一切ありません。
ここまで、たけしさんご自身が積み上げてきた物事を振り返ってみてください。


私はこの文面を拝見させて頂いて、胸がいっぱいになりました。
ご自分の持ち場で精一杯頑張るってこういうことなんだなと……カウンセラーの端くれとしてこうして言葉がけをさせて頂けることが光栄です。


確かに、外側の状況は刻々と動いていき待ってはくれません。そして、たけしさんの周りの方々はこれだけの事をこなせる人だと自然に受け止めていらっしゃいます。それはそれで良いとして・・・

今は心の疲れが大きく出ている。といった現状でしょうか*
ご自分を責め始めたら、いくらでも上記のようなものは出てくるものです。人って基本そういう生き物です。
この私が、いろいろと意見を言いつつも、自分を”端くれ”と認識しているように。

よろしければ、当事業所ホームページをご覧頂いたのち、その後の経過やご様子などをお気軽にご連絡頂ければ嬉しいです。
他サイト様をご利用された場合も含めて、たけしさんが改善に向けて進まれることを心より願っています。

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2022年12月23日 16時33分


はじめまして、たけしさん。
メディカルアロマカウンセリングTurquoise
心理カウンセラーのあおと申します。

ご相談内容を拝読しました。

たけしさんはある大会に向け、チームリーダーとして日々ご自分のタスクと向き合い
努力をされてきたのですね。プロジェクトを完成させて大会で勝ち残り、
全国大会にまで行き歴代トップの戦績を出すことができたこと、とてもすばらしいです。
努力をしてそれを自分の知識として貯めていくことや、その努力で優秀な成績を収めることで
達成感もあったでしょう。その分責任という重圧も大きかったのではと思います。

そして休む間もなく気力も残ってないまま定期テストを受けて、テストが圧倒的に悪いせいで
精神が辛く、現在も虚無感と集中できない状態が続いてしまっているのですね。
大会と同じように努力していたことが、思うような結果にならなかったということも
原因の一つでしょうか。

今はまず、休むことだと思います。
来年の7月頃の編入試験で焦りがあると思いますが、
・やるべきこと
・しなければいけないこと
・自分のタスク
そういうことを今は考えず、休憩することです。

「勉強しなければいけない」ではなく、「勉強したい」と思ったとき、
まずは集中できている時間だけ勉強する。集中が途切れたら休憩する。
だんだんと集中できる時間が増えていけばいいと思います。

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2022年12月22日 17時37分


カウンセリングルーム サイレント

たけしさん。初めまして。アダルトチルドレン、HSP専門カウンセラー沖野と申します。
全国大会出場おめでとうございます!成績も歴代トップの戦績。
見込まれて、挑戦した、ご苦労が報われるか否かの心身不調のサイン、しっかり感じ取られたたけしさんの
お人柄が今回の成績の助けとなったのではないでしょうか。
ご自身の症状を客観的にとらえられており、相談することも実践されています。
状況を冷静に判断する自己理解があり、他者に援助を求める健全な心理的解決能力を兼ね備えています。

期待に応えようと、短期間で頑張りすぎたことも
後に控えた試験に対する準備も
いち早い回復への焦りから
心身ともに休めなくなっているのだと思います。

心と体がバランスを失うとき
健康的な選択は出来ません。人間とは、生きた生身ですから、本能である睡眠、栄養、休暇のどれが欠けても、誤った答えを導くことがかんがえられます。
その渦中にいる限りです。

一旦全く関与しない環境、あるいは一日でもいいので「やらなければ」思考を遮断しましょう。
むしろ「そんなこと誰がやってやるか」をお試し下さい。
たけしさんは出来るお人です。
だからやれて当然。とご自身をどこかで追い込んでしまってはないですか。
やらなくてもいいんです。
たけしさんが頑張らないといけないことは『全国大会』終わりました。

頭の中の「やるべきリスト」を「やらないリスト」に置き換えて
一日たけしさん脱却を試みてください。
出来る自分を誇りに思えると思いますよ。
頑張ってくれるのも、無理を効いてくれるのも
他ならぬたけしさんだったはずです。
あまり過酷なノルマを課しては

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2022年12月21日 17時40分


カウンセリングルーム ふうりん堂

たけしさん、こんにちは。カウンセリングルームふうりん堂です。

部活への過度の集中により燃え尽きてしまい、虚無感を感じてらっしゃるのはさぞや困っていらっしゃることでしょうね。また、来年7月に大学編入試験が控えているというのも、何かしなければという焦りを感じ、でも気が向かないということで「どうしてしまったんだ自分」という感覚なのではないかと推測します。

これは自分の内発的な動機を超えて、部活という組織活動に「過剰適応」したために、心身が悲鳴を上げている状態なのかなと思います。要は、組織に合わせ過ぎてしまって心身にダメージがでているということですね。

たけしさんは、自分を犠牲にしてまで組織を尊重してしまう傾向(性格)があるのかもしれませんね。きっと部活の作業、対人関係、全体の進行などどれも手を抜かずにやられてきたのではないでしょうか。一度集中すると、なかなかストレスに気づきにくいという傾向(性格)も持ち合わせているのかもしれません。

今、つらい状態にあるのに言うのもなんですが、社会人になる前にこのような自分の傾向に気づけたのはいいことかもしれません。社会人であれば、部活の引退のような期限はないので、それこそ過労死になってしまう恐れもありますからね。

先生のアドバイスもまんざら悪いわけではなく、タスクを一時忘れられるような趣味を持つことも大切だと思います。そういった時間を持つことが、ストレスに気づきにくいたけしさんのストレス・マネジメントに役立つものと思われます。

今は年末年始ですので、今年いっぱいは自分が楽しく没頭できそうな趣味を探すことにあてて、年明けから編入試験モードに切り替えるといった、気持ちの切り替えにはちょうどいいタイミングかもしれません。今、楽しいことを探すのは難しいでしょうから、小さな頃に熱中したことを思い出してみるということでもいいかもしれませんよ。そういった目的意識に縛られなかった小さい頃の純粋な楽しみで、心を解放できる時間を日常生活の中に組み込んでみてはどうでしょう。

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2022年12月21日 17時21分


心理カウンセリング らしんばん座

たけしさん、こんにちは。
カウンセリングルーム「らしんばん座」と、申します。

そうですね、まず何はともあれ、ご相談に書いていただいたことを成し遂げた、たけしさんご自身を、褒めてあげて下さい。
言ってみれば、たけしさんはそれだけ身を粉にして働いて、その部活の中で過去最高の成績をおさめることが出来たのです。
もちろん、他のメンバーの頑張りに助けられたことではありますが、何よりもチームリーダーとして、その時間のすべてを捧げて努力してきた、たけしさんの頑張りがあってのことです。

ただ、その責任が、たけしさんには、少し重すぎたようですね。
おそらく、先輩からチームリーダーを任されたときから、たけしさんは、その責任を背負い続けて来たのだと思います。
言ってみれば、たけしさんご自身の責任に加えて、他のメンバーの責任、そして先輩から引き継いだ責任と義務感で、プレッシャーを自覚がなくても感じてきていたのだと思います。

ただこれ自体は、悪いことではありませんよ。
言ってみれば、たけしさんの身の丈を超えた責任を背負うことで、たけしさんが潜在的に持っていた能力を引き出すことが出来たからこその結果なのだと思います。
ただ、たけしさんの心が、この重さに悲鳴を上げてしまったのだと思います。
何もしたくないのは、たけしさんの心が、本当に「休みたい」と言っている現れなのだと思います。

ただ、今まで楽しいと思っていたことが楽しめなくなっているのは、抑うつ的な傾向があるのだと思います。
これは、お医者さんに相談した方が良いと思います。「気の持ちよう」で、解決する問題を超えていると思います。

あと、「物事を始めようとすると初めから諦めて何も行動しない」とか「やるべきことを期限が過ぎてもやらないまま放置してしまう」といった傾向は、「0か100か思考」的な完璧主義を感じてしまいます。
ご相談を拝見すると、たけしさんは、理系の学生さんだお見受けしますが。
えてして論理的に物事を考える人は、この「0か100か思考」の完璧主義に陥りやすい傾向があると思います。

さらに、「もとの状態に戻りたい」とおっしゃっていますが。
この「良かったとき」を基準に現在を見てしまうと、どうしても「まだ、駄目だ」という考えに陥ってしまいがちになります。
つまり「100点だけが良くて、99点以下は許されない」という考えになってしまいますから。

休むことで、精神状態がボロボロな状態からは、抜け出すことが出来たのですね。
この「進展」を、ご自分でもっと評価してみて下さい。少なくとも、どん底の状態を脱することは出来ているのですから。

すぐに元の状態に戻ろうとは考えずに、現状の出来ていることを思いだしてください。
100点ではなくて、たとえ30点でも1点でも、「合格点」なのです。

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2022年12月21日 16時32分


カウンセリングルームグリーンブリス

たけしさん

こんにちは。カウンセリングルーム・グリーンブリス 森と申します。
ご相談内容、拝読いたしました。

精神状態がボロボロになるほど、頑張ってこられたんですね。
そして休むことができて、以前のように元気な状態に戻ると思っていたけど、無気力な状態が続いているということですね。

なにが悪くてこうなっているのか原因がわかれば解決できるという想いなのだと思うのですが、
いまの虚無感が続いているのは、
たかしさんが、「虚無感を感じ、やる気が起きない自分を責めて、嫌っている、拒絶している」ことが根本原因です。

自分に拒絶された自分(虚無感を感じてやる気が起きない自分)が「こういう自分も自分の一部なんだと、受け入れて欲しい!」と訴えている状態が、虚無感が続いているという”現実”として、いまたかしさんが体験していることです。

この自分を嫌っていることを認め、この自分も自分の中にあっていい、と自分の中に居場所を与えて、そんな自分に対して気楽でいることができたら、虚無感は薄れ、やりたいことや今やるべきとことに集中できるようになります。

居場所を与えるとは、実際に自分に「虚無感感じてるんだね。やる気の起きが起きないんだね。そしてそれがイヤなんだね。いやだよね。イヤだと思ってもいいよ。そしてそんな自分でもいいんだよ。そんな自分を赦す。」といってあげることです。
心の中でもいいし、声に出して言ってもいいです。

そしてそう言いながら、できるだけ体を緩めリラックスすることがポイントです。
体がリラックスしていることが、「自分が自分を赦したという態度」として”自分に嫌われた自分”が受け止めてくれます。
もう自分に厳しく責められなくてすむんだ!とその自分が安心します。

ぜひやってみてください。

注)やるときに「こんなことしてなにになるんだ」みたいな思考が流れてきたら、それに気づいて、やること(自分の内面のプロセス)に集中して行ってくださいね。

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2022年12月21日 15時01分


神戸★こころの健康110番! あるがまま

たけし様 こんにちは。
今まで一生懸命頑張ってこられたのですね。
そうして成果も出された、素晴らしいことだと思います。

が一方、今のたけし様は疲れておられる…・
ランキング思考の持ち主かなとも思われます。

人間にパーフェクトはありえません。
パーフェクトを求めてしまえば、心は疲れ身体にもその他にも影響が出てしまいます。

相談室では
>(よく寝たら元気になるよ/
趣味を見つけてみたらいいと思うよ/
あんまり自分を攻めすぎないほうがいいと思うよ)
に納得されなかったのですね。

つまりは、〇〇したかったの気持ちがお強いからでしょう。
どんな素晴らしいアドバイスも受け入れる心がなくては、効果がありません。

今のたけし様はターニングポイントです。
今までの考え方を続けるか、変えるか。
また、この後もターニングポイントは来るでしょう。
その時「今の自分の一番、大事なこと」を何度も自分に問いかけてください。
答えは日々、変わるでしょうが、そのうちに絞られると思います。

「自分を大事にすること」はビル・ゲイツも提唱している成功の法則。
大会などではなく「自分の人生において成功する事」を今から考え始めたほうがいいかと思います。

たけし様に優しい言葉をかけるのは簡単ですが、あえてたけし様なら理解できると思いこのように書きました。
今は「休むとき」
休むって難しいんですよね。
頑張るより難しい。
できたとき、その効果と、その意味がわかります。

たけし様の幸せを祈って。
参考になれば幸いです。
SAKURA

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2022年12月21日 12時00分


S.Light.M

こんにちは、S.Light.Mの瀬川と申します。

ご相談内容を拝見させて頂きました。

部活動において精魂込めた行動を取り続け、しかも、それが良い結果に結び付いたとの事、とても素敵で素晴らしい経験と感動をされましたね。

そのような事から、いわゆる燃え尽き症候群や空の巣症候群のようなものになってしまったのではと感じておられるのですね。

ところで、燃え尽き症候群ではよく医療従事者のケースが挙げられたりします。
例えば、一生懸命に看護等を尽くしたにも関わらず患者さんがお亡くなりになってしまったなど。

また、空の巣症候群では親御さんの子育てというケースが挙げられたりします。
例えば、子どもが社会人になり一人暮らしを始めたりなどで自立(自律)した際などです。

そして、ここに一つのポイントが見出されるのですが、燃え尽き症候群では患者さんが快復して元気に退院した場合でも同じ症状に見舞われるケースもございます。

また、空の巣症候群でも子どもが望む進学を遂げたり、目指していたお仕事に就く事が出来たなどの自立(自律)という喜びや目標を果たした事で満足感がある一方で、もっと子どもに手を掛けてあげられたのではないか(親にもっと苦労を掛けて欲しかった)などの悩みが生じるケースもあります。

何をお伝えしたいかと申しますと、先程の事例のように喜ぶ結果であっても望まない結果であってもこのような症状に陥るというのは《 (自己)矛盾 》している面が見受けられるという点があるという事です。

勿論、このような(自己)矛盾の全てが悪い訳でもございません。

ただ、燃え尽き症候群での医療従事者のケースにおきましても、空の巣症候群での親の子育てにおきましても、《 相手(の人生)を自らのコントロール下に置きたい 》との面が(若干ながらも)存在しているが故に起こりやすくなります。

ここから、《 身の丈を知る(自分の限界も可能性も両方を知る) 》という面に目を向ける必要性が生じて来ます。

この「身の丈」とはあくまで「自分自身(の人生)」の事であり、相手(の人生)の事ではありません。

そして、これも勿論ながら相手(の人生)が素敵なものになるよう協力してあげたいなどの素晴らしい思いも同時に存在しております。

そして、このような傾向を今回の部活動に当てはめてみますと、たけしさんにおかれましてはチームリーダーという立場もあり、心身のかなりのエネルギーを仲間や先輩や後輩や周りの人などの相手の為に使って来た事と思われます。

それなのに、その後のテストなどでは自分の成績が落ちてしまった事などで、取り組んで来た事が自分の為になっていない、自分の役立つものとはなっていなかった、自分の人生をコントロール出来ていなかったなどの、ここにも(自己)矛盾のようなものを感じておられるのかもしれません。

そして、先程は(自己)矛盾の全てが悪い訳ではないとのコメントも致しましたが、言葉を変えると「白黒付けたがりやすい」や「善悪や正誤や是非をハッキリさせたい」などの《 (過度な)二者択一 》という視点で物事や出来事を捉える場合に負の面の(自己)矛盾が顔を出す事がよくございます。

そして、(自己)矛盾とは抵抗や葛藤や摩擦が自分の内面に生じている状態ですので、疲労や無気力などの症状を生み出しやすくもなります。

あくまで私個人の捉え方ではありますが、このような「(過度な)二者択一」という思考の習慣や癖がたけしさんの中に無かったかなどを振り返ってみられるのも一つの方法になるかと感じます。

そして、たけしさんにおかれましては素晴らしい集中力をお持ちである事は間違いのない事実であるようにもお見受け致します。

言葉を変えれば何事にも一生懸命に取り組む方であるとも言えます。

そして、ゆっくりするとはボーっと何もせずに、何も考えずにリラックスするだけではありません。

これこそ矛盾して聞こえるかもしれませんが《 一生懸命に休む 》という事も可能であり、時に必要になるものです。

例えば寝る時には漠然と寝入るのではなく、今から心身を休める為に寝るぞ!のように意気込みや意識を保ち、一生懸命に眠る作業(行動)を取る事が出来ます。

もし宜しければ試してみて下さい。

そして、

朝には「思い立ったが吉日」との思いを抱き

昼には「人事を尽くして天命を待つ」との言葉と行動を心掛け

夜には「果報は寝て待て」との全心身で休む

という面も役立つかもしれません。

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2022年12月21日 11時07分


ケアラー支援カウンセリング けいぜん庵

たけしさん

こんにちは。
「オンラインカウンセリング惠然庵」の西岡と申します。
ご相談内容拝読いたしました。

全国大会での素晴らしい結果、おめでとうございます!
たけしさんを中心にみんなで頑張った成果ですね!

ただ、その代償として、心身共に、特にメンタルの健康を大きく損なってしまっているのですね。
ご家族や学校の相談室など、必要な大人にはご相談済みであることもさすがです。
しかしそこにたけしさんの求めている答えはなかったのですね。

とても分かりやすく書いてくださった詳細を読んで最初に感じたことは、
「どうしてそこまで頑張ってしまうのだろう」
という疑問でした。

たけしさんには同級生たちには出来ないことが出来てしまう高い能力があるのでしょう。
そして能力だけでなく、人望や周囲からの期待も大きいように感じました。
そんな状況では、睡眠時間や勉強時間を削ってでも頑張らなければ、と思うのも無理はありません。

それでも、一人の人間がやり遂げるには多すぎるほどの負荷をご自身にかけているように見えます。
部活で全国大会まで導いて歴代トップの結果を残し、
皆を励まし、リーダーとしての役目も果たし、自分の担当外のタスクもこなして、
並行して学校生活を送り、試験を受けていたんですよね。
今回のテストは残念な結果だったようですが、普段の成績が上位ということは、
勉強もある程度の熱心さで取り組むことを自分に求めていたのではないでしょうか。

おそらくたけしさんは、
「自分がやらなければいけないこと」
「自分がやりたいと思ったこと」
「自分が実際にこなせる業務量」
のバランスが取れていないのではないでしょうか。
その結果として、現在のような抑うつ状態にはまってしまったのでしょう。

ガス欠の車を無理矢理動かし続けたようなものです。
一週間のんびりしたくらいで復活するものではありません。
お若いから体はすぐに元気になるでしょうが、若くて経験値が少ない分むしろ心の復活は大人より時間がかかる可能性は十分あります。

受験は来年の7月なんですね。あと半年強ですよね。
時間は待ってくれませんから、今は心の充電が終わるまでは好きなことだけしてのんびりしましょう。それが「充電」です。怠けているわけではありません。

そしてその間に、今のたけしさんのやることの「優先順位」を決めましょう。
仲間と思い出を作ることか、
部活で更に結果を残すことか、
リーダーとしての経験をもっと積むことか、
受験を成功させるために勉強に専念することか。

「今」は今しかありません。
どれを優先させるか、の正解は、たけしさんの選択で決まります。

そして、たけしさんの持っているリソース(能力と体力とやる気と時間)を、そこに集中させましょう。
同時に全部、と言うのは残念ながら無理だということは今回経験された通りです。
受験のことが心配なら、今は受験だけに専念しましょう。
そしてその決断を周囲に伝えましょう。
ハッキリと意思表示することで、周囲は協力体制を取ってくれます。

今のたけしさんがすることは、
①やるべきことの優先順位をつける
②心を十分に休ませる(やる気を充電する)
③焦らない
④「やる」と決めたことに、自分のリソースを集中させる
ではないかな、と思いました。

これも「なんか違う」と思ったらスルーしちゃってください。
今無理をすることは、今の状態を長引かせることにしか繋がりません。
「前のように戻りたい」と思うなら尚更、今は心の充電期間に充ててください。

たけしさんの素晴らしい未来をお祈りいたします。

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2022年12月21日 09時43分


憂うつの癒し屋

初めまして、心理カウンセラーのヨナガ マサアキと申します。
人間は適切な休息欲求を取ることによって、
はじめて次へと向かう活動欲求が生まれます。
したがって、現状を打破するには、
たけし さんのモードを一旦リセットする必要があります。
私のHPに「リラクゼーション」のリンク項目があります~ 下記URL参照
 http://sinrigaku.com/?page_id=3069
瞑想・自律神経訓練法、ストレッチ、ヨガ、ツボ押し、タッピングが掲載されていますので参考にして下さい。
また、YouTubeでそれぞれを検索してやってみるのもいいでしょう。
特に瞑想はストレスだけではなく、心に平穏をもたらし、新たな発見の可能性を引き出してくれますので、おすすめです。

ここで、自己流の瞑想のやり方を紹介させていただきます。
静かな落ち着ける場所で、正座、もしくはあぐらでもいいので背筋を伸ばして座ります。
お腹の前に手のひらが上になるようにして腕をもってきて、
親指を一番上にして、弱めにつけて、残りの指は交互に組んで下さい。
やり始めは、この態勢が重要です~慣れてくれば歩きながらでもできます。
腹式呼吸で鼻から吸って、口から吐き出します。
まず、「いち、いち・・・・・」と頭の中で唱えながら鼻からゆっくりと吸います。もうこれ以上吸えないというところまで来たら、今度は「いち、いち・・・・・」と口をすぼめて糸のようにゆっくりと空気を吐き出し、もうこれ以上吐けないと言うところまで吐ききったら、自然と勢いよく鼻から空気が入ってきますが、
なるべくゆっくりと「にい、にい、・・・・」と吸い込みます。
雑念をとるために、頭の中は数字を数え続けることに集中してください。
これの繰り返しなのですが、最初は5分から始めて15分もやれば、
「頭はスッキリ」「心は晴れやか」になるはずです。
最初はタイマーなどで何回呼吸をしたら、
5分になるのかを覚えておくといいと思います。
10分~15分と5の倍数で時間を伸ばして行って下さい。
そうすれば、いつでも何処でも5分の呼吸数を繰り返して行けばいいことになります。
*瞑想の方法と時間
瞑想に決まった時間はありません。ただ、もし、一般的にこれくらいやると心が安まる、という時間があるとすると、それは15分くらいが一つの目安でしょう、これは、個人差があるので、あくまで目安とお考え下さい。朝や就寝前はそれぞれ瞑想に最適な時間ですが、もし1日1回しかできないのならば、就寝前をお勧めします。寝る前に頭を空っぽにして、その日にあった出来事をリセットすると、睡眠の質があがります。
やり始めや、時間のないときには5分、10分でもある程度の効果があります。




何か分からないことがありましたら、
私のHP(下記参照)の最下部のコメント欄に投稿してください。
http://sinrigaku.com
また、上記HPの下部には、
メンタルヘルスの情報や心理学&名言集がたくさんありますので、参考にしてください。
また癒やしの写真集もたくさんありまので、鑑賞にしてみて下さい。
無料メール・LINE相談はこちらから→
 http://sinrigaku.com/?page_id=2943 

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2022年12月21日 09時14分