Ｎｏ．3399 では、多くの専門家の方々に助言をいただきました。
ありがとうございました。お蔭さまで、当時の私は元気になっていくことができました。

その続きを投稿することになってしまいました。
引き続き、私と、No.3399に登場する男性との話です。
前回は明らかにしていませんでしたが、「私」がことの発端時は大学最終学年、「あの人」は同大学にて教職に就いている男性です。私は教え子に当たります。（とはいえ、ニュアンスが難しいのですが、そんなに密度はありませんでした。）
また、妻子持ちと書きましたが、妻帯者に訂正します。

それでは続き（本題）に入ります。
大変恐縮ですが、No.3399をご覧いただきますようお願いいたします。


×　×　×


以降、半年に一回ほど、夕食に誘い誘われの関係が続きました。
食事をして、おしゃべりに花を咲かして、同じ方向のため一緒に帰る、というものです。
私も大分成長して、半年に一回くらいお話ししたいけれど、それ以上は求めないし、恨みの感情のようなものも消え、純粋に友達で仲が良ければいいやと思える心持になっていました。
また、冷静な頭が戻ってきて、ニュートラルな目であの人を見るようになっていました。

が、去年2015年の夏に変わってしまったのです。
もともと遊び心と、話が盛り上がるから、のような理由で私に会っていたであろうあの人が、
急に好意（恋愛の）を前面に出すようになってきました。
そのひとつ前に会ったとき、いつになく盛り上がってすごく楽しかったこともあります。
「なんで好きになっちゃったんだろう」と言っていたのは口説き文句というだけでなく、本心も入っていました。
（※第三者の方からすれば、それはちがう！とお思いでしょうが、ここは私の感じ方を信じていただければと思います。）
性的な欲求を向けられたのではなく、、主にメールで、私に癒しを求めて、またそういうことをしている自分にスリルを感じたかったのだと思います。
文面や口に出す言葉は、カッコつけて口説いているというより、ちょっと気持ち悪いくらい、意外にも自身を曝け出しているように思えました。

私は浮かれるというより、「男って…」とちょっと呆れていましたが、
やはり長い間、心に傷がついても好いた相手に好意を向けられ、嬉しくなかったといったら嘘になります。妙な達成感を感じました。


クリスマスあたりに食事に誘われ、（これまではこの時期に会ったことはありません）、
「二人のクリスマスだ」と言っていました。その日の帰りに初めてキスをしてしまいました。身体は重ねていません。

前述しましたが、私の頭は前より冷静にニュートラルになっていたので、同時に警戒心も強めていきました。好きだけど、嬉しいけど、怖い、この人は悪い男（ひと）。
それでも身を引くことはできませんでした。
その後私の26の誕生日の翌日に食事に誘われ、次のときはあの人が昇進をしたのでお祝いの席を設けました。
何度も何度も、もうこのへんでやめよう、離れようと頭では考えました。
なのに感情が抑えられなかったのです。

そして今年の３月の夜にドライブデートに誘われました。
あの人の地元や出身校をドライブしました。
あの人はホテルへ入りたいといいましたが、私は今日は準備ができていないからと断り、キスをして別れました。

もうとっくに不貞だし、しょうもない男の人だと頭で理解しているのに、愚かな私はもっと先に行きたいと思ってしまいました。恥ずかしいことですが、私の身体も本当はあの人の肌がほしくてしょうがなくなっていました。
でもこれは誓って、今現在でもそうですが、あの人に離婚してほしいとか、彼と結婚したいとは決して思っていません。男性がいくらそういう文句を言っても嘘だと理解しているからです。
それに、こんなことを言ったり隠れてする人だと改めて分かってしまったし。
私がそういった駄々を一度も捏ねないので、あの人も私がそういう事を理解している、「都合のいい女」「聞き分けのいい女」だと、少々の本心の好意とともに思っているのだと思います。

「おあずけ」の態度をとってしまったし、もう音信不通になるかな…と思っていた3月末日、
突然メールが来て、
奥様と計画していた旅行に、奥様が行けなくなったから、もしよかったら一緒に行かないか。
というものでした。
まさに都合のいい女！と思いましたが、私は一緒に行くことで彼との長いお話しに幕を
降ろせるのじゃないか。不完全燃焼だから、まだ想い残しているのではないか。という思いを強く感じ、倫理と天秤に乗せたとき、前者が圧勝してしまい、その旅行に同行しました。
行けば、きっと肌を重ねることになると分かっていました。

九州まで車で行くというとんでもない旅行でしたが、４泊５日、いろいろなところを回り、なによりよく話し、あの人は悪い男の人だけど、やっぱり魅力があるんだな、と感じました。
私も充分悪い女です、共犯者です。でもたくさんの思い出ができました。
そして、私たちは男女関係をもってしまいました。
すべて部屋は別々をとっていましたが、初日の夜に、私は最後の砦？として「ここまで連れてきて貰えただけもう充分だから、私はそういうことをしなくてもいい」と表明しました。
初日は疲れていたしそれで終わりましたが、やはり男性という生き物は女とはちがうということ、よく分かりました。私だって、嫌なわけでなありませんでした。
最後の日の夜、私はもう東京に帰ったら別れなければと思ってきていたので、つい泣いてしまいました。でも、帰りの道中でも、彼は私の望む関係でいいから、さよならにしないでほしいとのことでした。
私は関係を持ってしまった以上、「不倫」なのだから、もうだめだと思っています。

一か月がたち、私はきっぱり「切れる」ことができなかったのです。

久しぶりに休みが取れたからと、近場にドライブに誘われ、断る気持ちも起きず、ついていきました。実際、楽しみにしてしまったんです。
男の人だから、きっと夜は身体を重ねたいんだろうなと覚悟はしていましたが、できれば避けたい気持ちでした。
ですが、ドライブ先が郊外のおしゃれな静養所で、そこで温泉に入ったり、個室で休んだり…という施設でした。もう、あからさまです。
私は正義から（もうそんなこと言えた身ではないけれど）そういう事をしたくなかったのであって、生理的に嫌なのではありませんでした。連れてきてもらったというのもあるし、あの人の休みになればと思い、また肌を重ねてしまいました。
強要はされませんでした、私がそのような意思を示すと、尊重してくれました。

×　×　×

今私は、愛してしまった人と、長い間私の２０代に関わってしまった男性との、別れを決意しています。次に会う日は決まっています。
私も社会人で大人で、大変なことをしてしまった自分が情けないし、愚かさを責めています。
けれど、どうしてもここまで、抗うことができませんでした。
もう自分は全うな人間に戻れないのでしょうか。
私は悪い女でしょうか。
考えると絶望でおかしくなりそうです。
あの人のいいところを知っています、大好きだし、友達として、また昔のように年に１回くらいなら会いたい人です。
でももう、そんなことをしてはいけなくなってしまったのだと思っています。
次に会うときに、完璧に絶縁するべきでしょうか。それが得策だと頭では考えます。
もうどうしていいか、自分が信じられません。

こんな私の愚かな質問で申し訳ありません。
悲しくて、辛いです。専門家の方の意見に従いたいです。